外国為替FX業者の選び方のポイント#2

前回に引き続いて外国為替FX業者の選び方のポイントについてご紹介していきます。まず、これから外国為替証拠金取引を始めたい投資家の方や今は株しかやっていない株初心者にオススメなのは、手数料無料のFX専門業者だとお伝えしました。

その業者の中で、今度は何をポイントにして選んでいけばいいのでしょうか。
今回は「スプレッド」についてご紹介します。以前にも一度ご紹介しましたが、為替売買におけるスプレッドについて簡単に説明しておきましょう。

テレビ、ラジオ等でニュースの終わりに「今日の為替相場は、1ドル=105円20銭-25銭」と表示されたり読み上げられたりしています。これは105円20銭から105円25銭で値動きしているのではなく、105円25銭が買値(ビッド)で105円20銭が売値(アスク又はオファー)ということを意味しています。

このように、為替は株式と違って一本値(買いも売りも同じ値段)がなく、買値と売値の2つのレートが表示されています(2ウェイプライス)。この買値と売値の差が「スプレッド」と呼ばれるものです。外国為替証拠金取引の場合、スプレッドに加えてブローカーの手数料が上乗せされるので、できるだけスプレッドの差が小さい業者を選ぶのがポイントになります。

しかし、スプレッドが小さいだけで業者を選ぶのも少し考えものです。FX取引でスリッページと呼ばれる、「注文が通るのに時間がかかる」、「100円50銭」と表示されているときに注文したのに、約定したのは「100円55銭」だったということが起きやすい業者という場合もあります。俗にいう「スベる」ことが多いFX為替業者は要注意です。

外国為替FX業者の選び方のポイント#1

今回からは具体的に様々な要素でもって外国為替FX業者の選び方のポイントについてみていきましょう。外国為替FX業者の選び方のポイントは投資家自身の考え方やスタンスによって変わってきますので、自分にあった為替業者を選ぶ必要があります。

まず、FXの為替業者を選ぶ際の要素ですが、売買手数料、スプレッド、FXのスワップポイントなどが挙げられますが、どれを重要視するかは投資家のスタンスによって変わってきます。しかし、最も大切なのはFX為替業者の安全性です。いくら投資家自身が成功しても、業者が破綻してしまっては元も子もありません。第一のポイントは「安全性」で、その次に自分の投資スタンスに合ったFX業者を選ぶのがいいでしょう。

まずは、FX為替業者の「手数料」ですが、現在のオンラインFX専門業者の場合、ほとんどが手数料無料となっています。実店舗を持たない分、ランニングコストもかからないので、手数料が必要ないのかもしれません。証券会社が業務の一つとして外国為替証拠金取引をしている場合には、手数料が発生する会社も見受けられます。

しかし、これから外国為替証拠金取引を始めようという方の場合には外国為替FX専門業者の中からパートナーを探す方がいいでしょう。やはり、手数料無料の方が取引しやすいものです。

主な手数料無料の外国為替FX業者を紹介しておくと、外為オンライン、FXオンラインジャパン、サイバーエージェントFX、マネックスFXなどがあります。

業者選びのポイント;業者の儲けとは?

FXを始めるにあたって、FX取引の仕組みを理解していないといけません。特に「投資」と云われる行為は、リターンが期待できる分だけ、リスクも同様に存在します。よく仕組みを理解せずに投資をはじめるのは、ギャンブルと変わりません。

まずFXに限らず業者選びをする際に気を付けておかなければならない基本的なことをご紹介しておきましょう。ちょっと話がそれますが、仕組みを理解するためですのでご容赦願います。

銀行や証券会社、FXの為替業者を含めて、金融商品を扱う業者が個人を顧客とする場合、業者自身が損をしないように取引の仕組みを作っています。つまり、業者が損をしないように最初から設計されている金融商品しか売り出されないというわけです。

少し違う業界の業者の話ですが、「宝くじ」で考えてみましょう。宝くじを売り出している(自治体からの委託販売)業者は「銀行」ですが、3億円の1等を何百本も出して太っ腹だなぁと思うことはないでしょうか。例えば3億円の当たりくじを100本売り出せば、300億円が必要になるわけです。しかし、宝くじの売上をみるとそのからくりが見えてきます。

一般に宝くじの払い戻し率は5割弱と云われています。つまり、総売上の半分しか還元されていないというわけです。(ちなみに、残りの5割のうち、1割が販売費用で4割は自治体の収入になっているそうです。)

ちょっと話がずれた気がしますが、何はともあれ業者は損しないようになっているわけです。そこで今回の業者選びのポイントは、顧客である自分が儲けやすいかどうかを見る場合には、業者がどうやって稼ぎ出しているかを知ることがポイントです。

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